翻訳センター【2483】 スタンダード(内国株式)

翻訳、派遣、通訳、コンベンション事業を展開し、特許、医薬、工業、金融・法務分野の翻訳や通訳者派遣、国際会議の企画・運営を手がける。

翻訳センター【2483】 スタンダード(内国株式)

翻訳、派遣、通訳、コンベンション事業を展開し、特許、医薬、工業、金融・法務分野の翻訳や通訳者派遣、国際会議の企画・運営を手がける。

事業内容

翻訳センターとそのグループ企業は、翻訳サービスを中心に多岐にわたる事業を展開しています。具体的には、翻訳事業、派遣事業、通訳事業、コンベンション事業、その他の事業を手がけています。

翻訳事業では、特許、医薬、工業・ローカライゼーション、金融・法務分野における翻訳サービスを提供しています。これには、特許出願明細書や医薬品開発関連文書、技術仕様書、市場分析レポートなどの翻訳が含まれます。また、DTP編集や印刷業務、機械翻訳や翻訳支援ツールの販売・導入・運用支援も行っています。

派遣事業では、翻訳者や通訳者の派遣サービスを提供しており、顧客企業内での翻訳業務や通訳業務をサポートしています。

通訳事業では、企業内会議や中小規模の国際会議での通訳サービスを手がけています。

コンベンション事業では、国際会議や国内会議、セミナー、シンポジウム、展示会の企画・運営を行っています。

その他の事業としては、通訳者・翻訳者の養成、法人向け語学研修、外国出願用の特許明細書の作成から出願手続きの支援、データの収集・分析・活用支援などを提供しています。

翻訳センターとそのグループ企業は、これらの事業を通じて、幅広い分野での言語サービスニーズに応えています。

経営方針

翻訳センターは、産業技術翻訳を通じて国内外の企業の国際活動をサポートし、国際的な経済・文化交流に貢献することを企業理念としています。同社は、翻訳、派遣、通訳、コンベンション事業を展開し、顧客のグローバルコミュニケーション構築を包括的に支援しています。特に、翻訳事業では、特許、医薬、工業・ローカライゼーション、金融・法務分野に特化し、高い専門性を持つサービスを提供しています。

翻訳センターは、市場の変化やAI技術の進展に対応し、機械翻訳の戦略的活用を含むデジタル技術を駆使したサービス展開を推進しています。2023年3月期を初年度とする新たな中期経営計画では、「すべての企業を世界につなぐ 言葉のコンシェルジュ」という経営ビジョンのもと、ビジネス環境の変化に対応しつつ、業界・ドキュメント別に最適化された言語資産の活用モデルを確立し、持続的な成長を目指しています。

重点施策としては、ドキュメント集約メカニズムの構築、業界・ドキュメント別言語資産活用モデルの確立、働き方改革や事業変革を支える経営基盤の整備が挙げられます。これらの施策を通じて、顧客ニーズの多様化・高度化に対応した高付加価値企業へと成長を遂げることを目指しています。

翻訳センターは、翻訳業界の変革期においても、専門特化型サービスの提供とデジタル技術の活用により、顧客企業のグローバル展開を強力にサポートし、業界内での競争力を高めていく戦略を推進しています。