ソフトマックス【3671】 グロース(内国株式)

電子カルテシステム、オーダリングシステム、医事会計システムの開発・販売・保守、健診・リハビリ支援システム提供、クラウド型医療情報システム「PlusUs」展開。

ソフトマックス【3671】 グロース(内国株式)

電子カルテシステム、オーダリングシステム、医事会計システムの開発・販売・保守、健診・リハビリ支援システム提供、クラウド型医療情報システム「PlusUs」展開。

事業内容

ソフトマックスは、医療情報システムの開発、販売、および保守サポートを主軸に事業を展開しています。同社グループは、ソフトマックスとその他の関係会社1社から構成され、電子カルテシステム、オーダリングシステム、医事会計システムなどの総合医療情報システムの提供に注力しています。販売区分は「システムソフトウェア」、「ハードウェア」、「保守サービス等」に分かれており、医療機関向けに院内業務の効率化を図る各種システムを提供しています。

主な製品には、Web型電子カルテシステム「PlusUs-カルテ」、Web型オーダリングシステム「PlusUs-オーダ」、医事会計システム「PlusUs-医事」があります。これらのシステムは、医療現場のニーズに応えるために開発され、医療情報の一元管理や効率的なデータ管理を実現しています。また、健診システム「PlusUs-健診」、リハビリ部門システム「PlusUs-リハ」、手術部門システム「PlusUs-手術」など、特定の部門をサポートするシステムも開発、販売しています。

さらに、ソフトマックスはオンプレミス型のシステムに加え、クラウド型医療情報システムをサブスクリプションモデルで提供しており、初期コストや運用管理コストの削減、高いセキュリティと耐災害性を実現しています。販売・サポート体制としては、日本国内の複数地域に営業拠点を設置し、直販を主体にしつつ、一部協業による販売も行っています。特に九州エリアを中心に、関東、東北、北海道エリアでの営業体制強化に努めています。

経営方針

ソフトマックスは、医療情報システムの開発、販売、保守サポートを通じて、医療業界に革新をもたらすことを目指しています。同社の成長戦略は、品質とサービスの向上、顧客との共成長、社会変革への対応と貢献の三つの基本方針に基づいています。これらの方針を実現するため、同社は国際品質保証規格ISO9001や情報セキュリティ認証規格ISO27001の取得をはじめ、プライバシーマークの取得による個人情報保護の徹底を図っています。

経営環境の変化に対応するため、ソフトマックスは医療情報システムの非接触型ソリューションやデジタル化推進に注力しています。特に、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴うデジタル化の必要性が高まる中、オンライン資格確認や電子処方箋などの医療DX推進施策を基盤とするシステムの開発に力を入れています。また、地域医療連携を促進するWeb型電子カルテシステムのクラウドベースの提供を通じて、広域での医療情報の連携を推進しています。

優先的に対処すべき事業上の課題として、ソフトマックスは品質と顧客満足度の向上、営業基盤と導入体制の強化、人材の採用と育成に焦点を当てています。これらの課題に対応するため、同社は医療機関のニーズに応えるシステムの開発と機能強化、営業手法の刷新と営業体制の強化、積極的な採用活動と教育体制の確立に取り組んでいます。これらの取り組みを通じて、ソフトマックスは医療情報システムを通じて日本の医療に貢献し、持続的な成長を目指しています。