アプリックス【3727】 グロース(内国株式)

組込み&エッジ技術、IoTクラウドプラットフォーム、モバイルデータ通信を軸に、Aplix IoT プラットフォーム事業、エンジニアリングサービス事業、MVNO事業を展開。

アプリックス【3727】 グロース(内国株式)

組込み&エッジ技術、IoTクラウドプラットフォーム、モバイルデータ通信を軸に、Aplix IoT プラットフォーム事業、エンジニアリングサービス事業、MVNO事業を展開。

事業内容

アプリックスは、テクノロジーを駆使して「ワクワク」の共有と価値創造を目指す企業です。同社グループは、アプリックス本体と連結子会社2社から構成され、組込み&エッジ技術からクラウド技術に至るまで、ワンストップで開発可能な技術を提供しています。これにより、顧客が実現したいサービスや仕組みの構築を支援し、IoTのライフサイクル全般にわたるベストプラクティスを提供しています。

アプリックスの事業は大きく3つのセグメントに分かれています。まず、「Aplix IoT プラットフォーム事業」では、IoTを実現するための組込み&エッジ技術、IoTクラウドプラットフォーム、モバイルデータ通信技術を駆使し、自社で仕様策定・開発した製品やサービスを提供しています。次に、「エンジニアリングサービス事業」では、アプリックスが得意とする技術を活用して、顧客のニーズに応じたサービスや仕組みの実装を行っています。最後に、「MVNO事業」では、子会社であるスマートモバイルコミュニケーションズ株式会社(SMC)を通じて、音声・データ通信サービスやモバイルWiFiルータなどを提供しています。SMCは、独自のMVNOブランド「スマモバ」の運営を行っており、アプリックスグループの通信サービス分野における重要な役割を担っています。

これらの事業を通じて、アプリックスはIoT技術の普及と発展に貢献し、顧客に新たな価値を提供し続けています。

経営方針

アプリックスは、継続課金モデルの製品・サービスを中心に、業績の向上と安定化を目指しています。同社は、システム面から顧客が求めるビジネスを実現することで、グループ全体の事業の柔軟性や対応力を強化する戦略を採用しています。これにより、顧客企業の課題解決と企業価値の向上、社会資本の整備と新たな剰余価値の創出に貢献しています。

同社は、MVNOサービスなどのストックビジネスの推進と、組込み開発力を活かしたシステム開発による粗利益の増加を成長戦略としています。これらの戦略を明確に設定し、進捗状況や成果を可視化するため、報告セグメントを「ストックビジネス事業」と「システム開発事業」の2つに変更しました。

「ストックビジネス事業」では、MVNOサービスの市場上位レイヤーの契約者数を保有する強みを活かし、収益基盤の安定化と収益の拡大を目指しています。また、事業規模の拡大やストック売上の増加につながる提携やM&Aにも積極的に取り組んでいます。

「システム開発事業」では、組込み開発力や通信技術を活かし、顧客のニーズに幅広く柔軟に対応することで収益の拡大を図っています。エンジニア稼働率の適正化や開発コストの削減にも取り組み、事業粗利率の向上を目指しています。

アプリックスは、これらの施策を通じて、時価総額の増大を実現し、企業価値と株主価値の向上を目指しています。