事業内容
キーウェアソリューションズは、システム開発事業、システムインテグレーション(SI)事業、サポートサービス事業、販売事業、および新事業を含む多岐にわたる事業セグメントを展開しています。
システム開発事業では、コンピュータシステム構築に必要なソフトウェア開発を受託しています。この事業には、キーウェア北海道株式会社、キーウェア東北株式会社、キーウェア西日本株式会社、キーウェア九州株式会社、および株式会社クレヴァシステムズが関与しています。
SI事業では、各種ERPパッケージを用いたシステム構築を核としたエンドユーザー向けのシステムインテグレーションを提供しています。
その他事業として、サポートサービス事業では、顧客のコンピュータシステム運用に関する様々なニーズに対応し、運用・保守・教育を支援しています。このセグメントにはキーウェアサービス株式会社が含まれます。販売事業では、顧客の要求に応じたコンピュータや関連機器、パッケージソフトウェア等の販売を行っています。
新事業では、事業領域の拡大や新分野への進出を目指し、農業ICT(OGALシリーズ)、RPA導入支援サービス、DXファーストステップソリューションなどのソリューション・サービスを提供しています。このセグメントには株式会社オーガルが関与しています。
これらの事業を通じて、キーウェアソリューションズは、特殊な業種・業務ノウハウや先進技術を背景に、企業の情報システム構築を支えています。
経営方針
キーウェアソリューションズは、情報技術を事業領域とし、創造性に富んだソリューションを提供することで、社会の発展に貢献することを経営の基本方針としています。同社は、「IT can create it.」を企業スローガンに掲げ、情報技術の新たな可能性の実現に取り組んでいます。また、CSRへの取り組みを重要視し、ステークホルダーとの積極的なコミュニケーションを通じて、社会の持続的発展に貢献することを目指しています。
同社は、売上高、営業利益、当期純利益、自己資本比率を重要な経営指標としており、安定性と成長性を兼ね備えた企業集団を目指しています。経営基盤の強化と収益力の向上、効率化を追求し、企業価値の向上に努めています。
2023年3月期を初年度とする5年間の中期経営計画「Vision2026」を策定し、持続的な成長を目指しています。この計画では、「基盤事業の質的転換」「プライムビジネスの拡大」「新領域へのチャレンジ」の3つの方針を掲げています。2027年3月期の数値目標として、売上高240億円、営業利益14億円、営業利益率6%を目指しています。
同社は、情報サービス産業におけるIT投資需要の拡大と、IT技術の進化、社会環境や顧客ニーズの変化に対応するため、これまで培った強みを磨き、高収益化に取り組むとともに、将来の事業環境の変化にも対応するための改革を進めています。