BtoBのECプラットフォームなどを手がける「ラクーンHD」がFY20通期決算を発表しました。

FY20累計の売上高は34.8億円（前年比+16.7%）。営業利益も7.1億円（+28.7%）で、増収増益となりました。 業績予想は売上高34.5億円、営業利益6.7億円だったので、やや上振れという結果に。

ラクーンHDのセグメントは「EC事業」「フィナンシャル事業」の2つです。

フィナンシャル事業は+24%増収で成長を牽引。EC事業も+11%増収で、堅調に売上を拡大し20億円直近となりました。

前回決算では、海外でのマスク需要が「特需」となったラクーンHD。足元の状況はどうなっているか、決算報告の内容を整理しましょう。

4Qのシステム利用料が急増、URIHOも急拡大

まずはトップライン（売上）の動向について確認します。