ユナイトアンドグロウ【4486】 グロース(内国株式)

IT人材と知識のシェアリングを基盤に、中堅・中小企業のデジタル化支援、セキュリティ対策コンサルティングなどを展開。

ユナイトアンドグロウ【4486】 グロース(内国株式)

IT人材と知識のシェアリングを基盤に、中堅・中小企業のデジタル化支援、セキュリティ対策コンサルティングなどを展開。

事業内容

ユナイトアンドグロウは、シェアード・エンジニアリングを基盤としたサービスを提供する企業であり、主にインソーシング事業とセキュリティ事業の二つのセグメントで事業を展開しています。

インソーシング事業では、中堅・中小企業のコーポレートIT部門を支援する会員制サービスを提供しています。このサービスは、IT人材や知識のシェアを通じて、人材不足の解消、課題解決、経済的負担の軽減、デジタル化の推進を図り、顧客の成長を加速させることを目的としています。サービス提供には、ポイント制料金システムを採用し、顧客は事前にポイントを購入し、利用したポイント分が月々消費される仕組みです。また、会員制Q&Aサービス「Kikzo」やオープンナレッジサービス「Syszo」を運営し、全国のコーポレートエンジニアとの知識共有を促進しています。

セキュリティ事業では、キャッシュレスサービスを提供または利用する事業者を対象に、データ保護対策のコンサルティングサービスや教育・研修サービスを提供しています。PCI DSS準拠や運用支援、情報セキュリティマネジメント関連文書の整備支援などのコンサルティングサービスや、ペネトレーションテストに関する教育・研修サービスを行っており、これらのサービスは連結子会社のfjコンサルティング株式会社が担当しています。

ユナイトアンドグロウは、これらの事業を通じて、中堅・中小企業のIT部門の課題解決やセキュリティ対策の強化に貢献しています。

特集記事

経営方針

ユナイトアンドグロウは、中堅・中小企業を対象にしたインソーシング事業とセキュリティ事業を展開している企業です。同社は「人と組織を強くする」というグループミッションのもと、デジタルトランスフォーメーションを支援し、顧客企業の成長を促進しています。特に、中堅・中小企業のコーポレートIT部門が直面する課題解決に注力し、シェアード・エンジニアリングという独自のノウハウを活用しています。

中長期的な経営戦略として、ユナイトアンドグロウは従業員数50名から1,000名の事業会社をコアターゲットに設定し、顧客開拓を進めています。この戦略の下、同社はインソーシング事業の拡大を中心に、特化型サービスや新規事業の立ち上げを通じて企業価値の向上を目指しています。2033年までには、グループビジョンとして1,000名の社員数を目標に掲げており、中堅・中小企業のコーポレートIT領域で日本一の企業グループを目指しています。

経営上の目標達成に向けて、人材の採用と育成、シェアード・エンジニアリングのノウハウ蓄積、新サービスの開発、システム基盤の強化、個人情報の取扱い及び情報管理体制の強化、法令遵守の体制強化、内部管理体制およびコーポレート・ガバナンスの強化を優先的に対処すべき課題としています。これらの取り組みを通じて、高品質なサービスの提供と健全な財務基盤の維持を目指しています。

ユナイトアンドグロウは、IT人材不足という市場の課題を背景に、中堅・中小企業の成長を支援するサービスを提供し続けることで、社会に必要とされる事業を創出し、持続可能な成長を目指しています。